子供が勉強好きになった!どうして?子供を勉強好きにさせた方法
- 2021.02.04
- 更新日:2022.06.15
- 子育て、本、知育、教育
- プール, 子育て, 海, 知育
子供を勉強好きにさせた方法
どうも!受験生応援団、のんきに本気なジョーです!
「子供には勉強好きになって欲しい!」「子供には自分からすすんで勉強をするようになって欲しい!」という方へ!
勉強が大好きな息子!どうしてそんなに勉強が好きになったのか?
このページは「息子と妻を見ていてわかったこと。」「我々家族がしてきたこと。」「息子が勉強好きになっていった記録」です。
『子供を勉強好きにさせた方法』という偉そうなタイトルですが、我々家族がしてきたことは、息子が「今」好きなことを家族みんなで楽しんできただけです。
我々夫婦は子供と一緒に色々な経験をして、子供のことをよーく観察してきました。それが、子供が勉強好きになる第一歩でした。
我々がしてきたこと。
- 子供と一緒に色々な経験をする
- 「常に」子供をよく観察
- 子供が「今」夢中なことを探る
- 子供が「今」夢中なことを一緒に楽しむ
- 子供が「今」夢中なことの上達方法を一緒に考える(知っていても言わない)
- 考えたことを実行する
- 失敗と成功の繰り返し
- 成長する
- 勉強好きになっていった
2022年、中学受験をする息子。
息子が中学受験をするなったきっかけは、息子の意外な一言!!その記事はこちら
志望校合格に向け、一番はじめにしたことはこちらへ
志望校見学は重要!?志望校見学で確認したポイント
●勉強とは
勉強とは何か。私個人的には、「うまくなりたい!」「もっと知りたい!」「もっと泳げるようになりたい!」「もっと楽しみたい!」など、『上達するために頭で考えて実行していること』は全て勉強だと考えています。
ここでいう勉強とは「上達するために頭で考えて実行していること」とします。
例えば、
- 漫画がうまくなりたい!→どうすればいい?→漫画が上手いと思う人の漫画を読もう→よし漫画をたくさんかこう!・・・・→
- ゲームがうまくなりたい!→どうすればいい?→ゲームをしよう→手がはやく動かない→どうすればいい?→筋トレしてみよう!・・・→
- 料理人になりたい!→どうすればいい?→おいしいものを食べよう→よし!作ってみよう!→何か違う、どうすればいい?→また食べてみよう→よし作ってみよう!・・・・→
子供と一緒に色々な経験をする
子供と一緒に色々な経験を楽しんできたことが、子供が勉強好きになる第一歩でした。
息子は幼稚園も保育園(1ヶ月で辞める)も行っていなかったので小学生に入る前までは、海・山・川など自然の中で遊んだり海外含め色々なところに旅行に行きました。
*幼稚園、保育園に行かなかった理由については、後日かいていこうと考えています。
色々な経験をするといっても、テレビゲーム、パソコン、スマホなどは、子供のうちはやらない方がいいという結論になりました。その結論に至った理由は、息子と一緒にゲームセンターで車のレースゲームをやった時。息子は、画面の細かいところまでよく見て非常に興奮し、目を真っ赤にして夢中でやっていました。その経験をした後、しばらくの間ずっとゲームセンターに行きたいと言うようになりました。
この時一瞬「好きならやらせたい!」とも私は思いました。でも、同時に「このままやると、何かがまずいぞ・・・」という勘を消し去ることができず、夫婦で相談。妻も「もう、ゲームやったらまずいんじゃない・・・」と考えていたようです。
その結果、テレビゲーム、パソコン、スマホなどはやらないと決めました。全ての子供がそうではないかもしれませんが、少なくとも息子には刺激が強すぎて依存性が高いように思えました。
たくさんの経験を子供にさせることは大切ですが、経験させる順番があることを、この時知りました。息子には、テレビゲーム、パソコン、スマホなどを経験させるのは、色々な経験をしてからでもいいということになりました。
「常に」子供をよく観察
色々な経験をさせ、常に子供をよーく観察してきました。子供をよく観察すると、あることが見えてきます。
*公園などに行くと友達同士だからなのか、お話に夢中で自分の子供を全く見てないような状況を見かけます。
これは、「もったいない」
子供は、今その瞬間に色々なことを学び色々なことに挑戦しようとしているところ。子供が何に興味があって何に挑戦したいかということを知るチャンスを逃してしまいます。
子供が「今」夢中なことは何かを探る
子供をよく観察し、子供が「今」何に夢中かを探ります。
例えば海水浴に行ったとき、砂場で遊ぼうとする子もいれば、海の中に入って遊ぼうとする子もいます。泳ごうとする子もいれば、潜ろうとする子もいる。カニを観察しようとする子もいれば、カニを捕まえようとする子もいる。
「今」その時に、時間を忘れて夢中に取り組んでいることは何なのかを、子供をよーく観察して探っていきます。
子供が「今」夢中なことを一緒に楽しむ
子供が「今」何に夢中なのかを知ることができたら、それを子供と一緒にとことん楽しんできました。この時、無限ループに突入しますが、子供の気が済むまでできる限り一緒に楽しみました。
*妻と息子を見ていて学びましたが、この無限ループは、「あることをする」と簡単に回避できます。どうしても時間がない時などには有効です。そのことについては後日書いていきます。
子供が「今」夢中なことの上達方法を、一緒に考える(知っていても言わない)
色々な経験をさせ子供をよーく観察して見えてきた子供が「今」夢中なことの上達方法を一緒に考えてきました。例えば『虫取りなら、この虫はどこをどうつかめば取りやすくて虫を傷つけないか』、『普通に遊んでいる時は、もっと楽しく遊ぶ方法はないか』などを一緒に考えました。
この時、楽しく遊ぶ方法、上達する方法を知っていたとしても言いません。これは私ではなく、妻がそうしていました。妻と息子をよく観察し私は妻から学びました。私は、すぐに答えを言ってしまったり、すぐに手を出してしまう方でした。これが良くなかった・・・・
妻は知っていても、息子にたいして一切手も口も出しません。
妻と息子の会話
息子「何で?こうなるの?」
妻「何でだろうねー」
息子「どうやれば、できるの?」
妻「どう、やるんだろうねー」
一生懸命着替える息子。
息子「できた!みて」
妻「できた!できた!わーい!」
親が手を出せば一瞬で終わりますが、妻は一切、手を出しません。
この様子を見た私は、「なるほど!!」と感動。妻と息子を見て感心してからは、私は息子に対して手や口を出したくても我慢するようにしました。
息子からの質問や息子へかける言葉には、妻も私も十分注意していました。
*このことについては後日書いていきます。
上達するために考えたことを実行する
色々な経験をさせ子供をよーく観察して見えてきた子供が「今」夢中なことの上達方法を一緒に考えたら、実際に行動してきました。
例えば、
山でセミを観察している息子に
息子「これ何?」
妻「何だろうねー」
セミをとって息子に見せる妻
妻「ほら」
息子「わっ、飛んでった!!」
この時、息子は非常にセミに興味を持っていました。セミについて詳しく知るにはどうすればいいのかを一緒に考え行動しました。
セミについてもっと知りたい!
↓
どうしよう?
↓
セミを捕まえよう
↓
素手で捕まえる
↓
素手では、上の方にいるセミはとれない
↓
上の方のセミをとるにはどうすればいいか考える
↓
木に登る
↓
逃げてしまう
↓
逃げないように捕まえるにはどうしたいいか
↓
お店で虫取りアミの存在を知る
↓
そのアミでも届かない
↓
アミを自分で作る
この時大切なのは、「上達したいかどうかを意識すること」と「上達するためにどのようなことをしていくか」という点。
*自然の中では、時に生死に関わるような危ないことがあります。息子には危険を煽るような言い方はしないように充分注意して、自然について教えます。
例:離岸流、毒クラゲ、大スズメバチ、雪崩など
失敗と成功の繰り返し
色々な経験をさせ子供をよーく観察して見えてきた子供が「今」夢中なことの上達方法を一緒に考えて、行動すると失敗と成功の繰り返しです。この時、諦めてはいけないことは何度も伝えていました。
*諦めないことは大切ですが、息子の気持ちがなくなった場合は息子の意思を尊重してやめます。上達したいという気持ちがあるのに出来ない理由を考えてやらないことが私の中の諦めるです。
成長する
色々な経験をさせ子供をよーく観察して見えてきた子供が「今」夢中なことの上達方法を一緒に考えたら、行動し、失敗と成功の繰り返しをすることで、息子は成長していきました。
自分が成長したことを実感すると息子はどのようになっていったのか。
勉強好きになっていった
色々な経験をさせ子供をよーく観察して見えてきた子供が「今」夢中なことの上達方法を一緒に考え行動し失敗と成功を繰り返し、息子が成長した時に一緒に喜んで行くことを続けていたら、息子は勉強することを好きになっていきました。
息子自ら諦めずに失敗と成功を繰り返し成長していく。息子にとっても非常に嬉しいことでしょうが、成長していく姿を見ることは親の我々にとっても非常に嬉しいことでした。
子供への想い
私の子供に対する想い
- 元気であること。
- ずっと好きなことをしていって欲しいということ。
妻の子供に対する想い
- 健康で元気なこと。
妻の子供に対する想いは「健康で元気であればいい」ということ、私は、一番が元気、それプラス「ずっと好きなことをしていって欲しい」ということ。
好きなことをして生きていくには、自分の頭で考え挑戦し続け、失敗と成功を繰り返していく必要があると私は考えています。
具体例は控えますが、昨今、子供の思考を停止させるような人や物が溢れているように私には思えます。世の中が思考を停止させるものだらけになったとしても、自分の頭で考える習慣があれば、「これは思考を停止させる」ということに自分自身で気づくことができるでしょう。
私が大切にしていることは、学校の成績などよりも自分の頭で考えて行動し続けることです。私も妻も、息子の学校の成績は全く気にしません。成績が良くなることで息子自身が嬉しいなら、我々夫婦も嬉しいということぐらいです。
私は子供には元気でずっと好きなことをしていって欲しいです。そのために、自分の頭で考え行動し続けていって欲しいというのが私の子供に対する想いです。
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