夏に降る雪(あんずゆき作) 現代の子どもたちに贈るメッセージとは？

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夏に降る雪

こんにちは！のんきに本気なジョーです！

お父さんの仕事がなくなり引っ越すことになった家族の物語が描かれた「夏に降る雪」を読みました。

このページでは、以下についてまとめていきます。

どんな内容？（あらすじ、レビュー、感想など）
どんな人におすすめ？
作者・出版社など詳細は？
本のサイズや本の厚さなど本の詳細は？
漢字は？ふりがなはある？
対象年齢はどのくらいから？

どんな内容の本？（あらすじ、レビュー、感想など）

ー不満や不安と戦う現代の子どもたちに贈る、戦争遺跡からのメッセージ

お父さんの仕事がなくなってしまったことで、引っ越すことになった家族。人見知りで、目立つのが嫌いな僕が知らない学校に通うことになった。そのうえ、戦争をテーマにした演劇に参加することになってしまった。ぼくにとっては、つらいことばかり続く毎日。

しかし、つらい思いをしているのは、ぼくだけなのだろうか？お母さんは？お父さんは？おじいちゃんは？新しい学校でできた友達は？

みんな、それぞれいろいろな経験をしていることに気付いていく。

つらいと思いながらも、戦争をテーマにした演劇を続けていく。

実際に戦争を経験した方々にいろいろな話を聞き学んでいく。

つらいことから逃げずに、やり遂げていくぼく。

そんな、ぼくの姿をみていた周りのみんなはどうなっていくのか。

つらいことに逃げずにいたことで、どんな世界がみえてきたのか。

戦争遺跡からどのようなメッセージを受け取ったのか。

こんな人におすすめ？

「みんないいなー、楽しそうで、なんでぼくだけが、こんな経験をしないといけないの？」

楽しそうにしているみんな、実は、色々なつらい経験を乗り越えてきているのかもしれません。つらい経験をしてきたからこそ、ちょっとしたことでも楽しくなれ、笑えるのかもしれません。この本を読むことで、「自分だけがつらい経験をしているわけではない」「楽しく笑っているみんなもいろいろな経験をしてきたんだ」ということがわかるかもしれません。

作者・出版社など詳細

題名	夏に降る雪
作	あんずゆき
絵	佐藤真紀子
初版発行	2019年7月
出版社	フレーベル館
本のサイズ	20cm×14㎝
本の厚さ	18mm
本の重さ	303g
表紙　カバー	ハードカバー
ふりがな	小学校低学年、中学年までの漢字にはふりがななし
文字の大きさ	約3mm
ページ数	224ページ
対象年齢	小学高学年から