[中学受験]サピックスに入塾!これだけは、やらないと決めたこととは?
- 2021.06.06
- 更新日:2024.09.02
- 子育て、本、知育、教育
- サピックス, 中学受験, 子育て
サピックスに入塾!これだけは、やらないと決めたこととは?
どうも!入口って大切だよね!のんきに本気なジョーです!
公立小学校に通う息子。息子には行きたい中学校があります。
その中学校に行くために、公立小学校で習うことだけでは対応できないだろうという結論になり、サピックスという塾に通うことになりました。
サピックスに通うようになって、やらないと決めたことがあります。
そんな、やらないと決めたことをまとめました。
●やらないと決めたこと
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人と比べることは、サピックスに通うようになってからではなく、もともとしてきていません。もともとしてこなかったことなのに、なぜサピックスに通うようになって「人と比べる」ことをしないと再び強く決心したのか。それは、親同士で成績を比べる人がいることがわかったからです。詳しくは、この先で書いています。
先取りと予習
サピックスに通うようになって、先取りや予習はしないと決心しました。
先取りをしなかった理由は、サピックスの入室説明会で先生がおっしゃっていたからです。入室説明会に参加することで、サピックスがどういう塾か理解できました。先生の話をよく考え納得し、先取りや予習をしないと決めました。
我々は、息子が行きたい中学に行けるようにサピックスに通う選択をしました。サピックスの先生方がおっしゃった通りにやっていけば息子が行きたい中学に行けるという確信を持てていました。同時に、中学受験について何もわからない我々が、巷にあふれる中学受験に関する情報を鵜呑みにして先取りをしたり予習をしてしまうのは危険だとも思い先取りや予習はしないと決心しました。
●先取りと予習をしなかったことにより起きたこと
稀に遊びながら知ってしまうようなこともありますが、先取りと予習をしていない息子はサピックスの授業で初めて聞く内容がほとんどです。
今日は、こんなことやったんだよ!
へー、そんなことやったんだー!!
初めて聞く内容が、サピックスの先生方の面白い授業で知ることになる息子は、その内容に興味がわいているのが話し方でわかりました。
サピックスの先生方の素晴らしい入口によって勉強が楽しいことがわかり、その後も自ら考え学び続ける行動をとれたのかもしれません。
私も初めての経験の時には、入口を大切にしています。
先日、街を歩いていると、10代位のB-BOY風の若者を発見。
おっ、懐かしい服装だ!
と目をやると、若者は寿司について会話をしているようでした。
その会話を聞き、思わず「そうそう!」と心の中でうなずいていました。
ウニって知ってる?お寿司の?
あー、知ってますねー。
好き?
いやー。
でしょ、あれ入口が大事なのよ。
入口っすか?
そう!入口!本物のウニ食べたらびっくりするよ!
あー、俺食べてるの本物じゃないんすかねー。
それ、回るやつ?回らないとこのウニ食べてみな!うまいよー!
そうなんすかー
そう!入口よ入口、入口が大事。
このとき、思ったのが、今ってウニは有名じゃないの?ってことと、見た目とは異なり真剣に耳を傾けている後輩的な青年に好感をもてたことと、ものすごい美味しいウニを食べてウニの入口について、熱く良いことを語っている見た目とのギャップが激しい青年が印象的だったこと。
サピックスが入口で良かった!!
この会話を聞いて再び思いました。
入口がサピックスの授業だったことで、息子は勉強を楽しくできているのだと思います。これは、先取りと予習をしていなかったから起きたことです。
*注意:ここから先は、我々の妄想です。先取りをしていないことで、起きたかどうかはわかりませんが、ある事件が起きました。それは、組分けテストの点数が取れない事件。
なんでだろう?
なんでだろうね?
なんでなのか考えていましたが、答えは出ず。その後しばらくすると、保護者会が開かれました。
保護者会では、先生が我々の声を聞いてるかのように、安心する言葉をおっしゃってくれました。
組分けテストは取れなくて大丈夫です。マンスリーテストや復習テストが取れていれば、そのうち取れるようになります。
保護者会が終わり、
先生、我々の聞きたいこと、そのまま言ってくれたね。すごいね。やっぱり。
ほんとすごい!!
組分けテストは、今は取れなくても良いんだね。
そうみたいだね。
マンスリーテストや復習テストに比べると組分けテストの点数が取れなかった時期がありました。ただ、先生のお話でこれでいいのだと思えました。
組分けテストって、習っていないところが出てるようだね。習ったところは点数取れているみたいだよ。
そうなんだよね。
習っているところ取れているならいいよね。これって、先取りをしている場合、習っていないところも解けるのかな?
どうなんだろう。
取れている子がいるってことは、先取りしてる子がいるってこと?
いるのかなー?
しばらくすると、先生のおっしゃった通りに組分けテストも点数が取れるようになっていきました。息子を見ていると組分けテストで思うように点数が取れなかったことで、その後の授業やテストなどにも気合が入っているように見えました。
先取りをしなかったことで、組分けテストの点数が取れなかったのかどうかはわかりませんが、取れなかったことが良い方向に向かったのは確かです。
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受験勉強を教えること
サピックスに入塾してから、我々が息子に受験勉強を教えることはやめようと決めました。
私と妻の知っている知識でも3年生くらいまでなら息子に教えることは出来たかもしれません。しかし、サピックスに通ってから、我々の知識を使って息子に教えることをしない方がいいという結論になりました。
その理由は、はるか昔の我々の知識が息子の中学受験に良い影響があるとは思えなかったからです。また、我々は間違いを教えてしまう可能性が、かなり高いからです。息子と一緒に漢字の書き順や形を見ているとき、私が間違っていたことが多くありました。そのほかの教科でも同様です。このようなことから、我々は勉強を教えないと決めました。
我々がしてきたことは、サピックスの授業で何をやってきたかを聞くことと、何を復習するのかを聞くことでした。
では、息子が復習をしているときに、息子から質問があった時はどうするか。この時も我々は教えません。サピックスの先生がなんて言っていたかを確認するだけです。
これ、どういう意味?
サピックスの先生はなんて言ってたの?
うーん。あっそうだ!そうだ!こうやって言ってた。
じゃあ、そういうことだね。
この場合は、息子の記憶を思い出させる作業をしました。ほとんどの場合は、これで解決しました。次に、これでは、解決しなかった場合です。サピックスの先生がなんて言っていたか思い出せない、わからない場合はどうしたか。
これ、どういう意味?
サピックスの先生はなんて言ってたの?
うーん。なんて言ってたかなー。
どうしよう?
先生に聞いてみる
そうだね!そうしよう!
我々は、勉強を教えず息子が塾で何をしてきたかを確認し、復習をすることに専念してきました。
次のような場合も教えることはしません。
パパ、これって知ってる?
えっこれ?も、も、もしかして、息子は知ってるの?
実は、僕は知っているんだよー、これはねー
例え、知っていたとしても全て息子に話してもらうようにしてきました。うれしそうに話す息子の話を聞くのが私は好きだからです。
注:高学年になると、この問いかけでは通用しなくなってしまいました。そのため、教えてくださいと正直に言うようにしました。
家庭教師をつけること
家庭教師については、つけるかどうかも考えたことがありません。
理由は、受験勉強に関しては、サピックスに入塾し我々の時間を使い息子を見ていれば問題ないだろうと考えていたからということと、息子のことを近くで見ていたかったからです。
ものすごい信頼のおける家庭教師がずっと無料で見てくれるという条件でも、つけないと断言できます。
家庭でおこなうサピックスの授業の復習の時間は、息子にとっては行きたい中学へ行くための勉強ではありますが、私にとってはそれだけではありません。
私は、息子の成長と息子のことを見ていきたい人で、息子の成長を見ることで私自身が幸せになれます。その幸せの時間を、みすみす手放すわけにはいきません。
息子がどういう所でつまずき、どのようにして這い上がったのか。どういう時に手をさしのべ、どいう時に手を離した方がいいのか。どういう言葉を必要として、どういう言葉は不要なのか。どうすればやる気が出るのか。受験勉強をしている息子を見ているだけで、色々なことが見えてきます。家庭教師をつけてしまったら、このようなことが全てわからなくなってしまう可能性があります。
家庭教師をつければ、もしかしたら勉強はできるようになるのかもしれませんが、息子との時間と息子のことを知る機会を失ってしまいます。
このようなことから、家庭教師をつけるかどうかについては考えたこともありません。
人と比べること
人と比べることは、サピックスに通ったからしなくなった訳ではなく、もともとしていませんでした。
もともとしてこなかったことなのに、なぜサピックスに通うようになって「成績を人と比べる」ことをしないと強く決心したのか。
それは、子供同士や親同士で成績を比べる人がいることがわかったからです。
テストの成績を聞かれたよー
成績聞かれたの!?なんでだろう。
わかんないけど、気になるのかな。
おしえたの?
聞かれたから、おしえたよ。
そっか。おしえたんだね!息子は、人の成績って気になる?
僕は、ならないんだけどねー。なる人もいるのかな〜
このことから、「人の成績が気になる人もいるんだ!」ということがわかり、全部ではありませんが、一部を息子の許可を得てブログにのせるようにしました。
息子には「人と比べなくて良いんだよ」と小さい時から伝えてきました。
小学校に入る前でした。水泳で自分よりも泳ぐことが速い子がいたようです。
すごい速い子がいるんだ!
速い子がいるんだ!?同じ歳の子?
2コかな?3コかな?上の子
上の子なんだ。息子は、速くなりたいの?
なりたい!
どうすれば、なれるかね?
泳ぐ!
そうそう。その子も、速くなりたくて毎日ずっと泳いでたのかもね。
そっか!毎日、泳げば良いんだ。
うん!でも、その子と比べなくて良いんだよ。毎日ちょっとでも自分が速くなれば良い。じゃあ、みんなでプールに行こうか!
うん!いく!
最終的に、息子は水泳で自分が納得いく級まで行くことができました。
サピックスでは、テストで順位が出たり、高学年になると成績で席順が決まったりしますが、友達と比べる必要がないことを息子は理解しています。やればやるほど、成績が上がること成績が上がるには時間がかかることも理解しており、自分が毎日少しずつでも成長すれば、良いんだということをわかっています。
テストで1番を目指す気持ちはある息子ですが、自分を人と比べることはしていません。テストや席順は、今の自分がどの位置にいるかを知るためのものと我々は考えています。
受験勉強ありきの行動
遊んでいたことなどが結果的に受験勉強につながったことはありますが、受験勉強ありきの行動はしてきませんでした。
受験勉強は受験勉強、遊びは遊びとわけていました。受験勉強のために旅行に行こう、受験勉強のために博物館に行こう、受験勉強のために外で散歩しようなどという行動はしてきませんでした。
単純に楽しみたい我々は、行きたいから行く、やりたいからやる、息子がしたいことをする、というように行動してきました。
遊ぶときは遊びに夢中になりたいし、旅行の時は旅行を楽しみたいからです。
楽しんできたことが勉強につながったとしたら、それだけで十分です。
親同士で友達になること
サピックスに通うようになって、サピックスの親同士で友達にならない方がいいという結論になりました。その理由は、親同士で子供の成績、家庭学習のやり方などを話している光景を耳にしたからです。この光景は、お互いを詮索しているように私には見えてしまいました。もしかしたら、そうではないかもしれませんが。
良いことならまだしも陰で息子のことを言うことは、私は好きではありません。息子のことを聞かれても答えたくありません。
このブログも、息子に書く内容を伝えてから書いています。息子がブログ内容をチェックすることもあります。息子の知らないところで息子のことを書くことを私はしたくなかったからです。
「それは書かないで欲しい」と言われることもあります。実は、息子が書かないでほしいという情報こそ、役に立つ情報なのですが、本人が「書かないで欲しい」ということなので書きません。それらの情報もしばらくすれば、息子の気が変わり書けるようになるかもしれません。
お互いを詮索しあうことは、人と比べることにつながる可能性があると考えており、人と比べることをしたくない我々にとっては、親同士の情報や他の子の情報は聞かない方が良いだろうという結論になりました。それには、親同士で友達になることを避ける必要がありました。親同士で話せる環境になってしまうと、受験勉強の話になる可能性が高かったからです。ただ、子供同士は仲良くすることが良い事だと考え、子供同士仲良くしている息子を見ていると「良かったー」と思えます。
親同士で、あそこのラーメン美味しいよとか、あそこのクレープ激うまだよとか、あそこの海の透明度がすごいよとか、あそこのホテル最高だったよとか、あそこでオオクワガタ見つけたよとか、新しい車買ったんだけど乗り心地最高だよとか、受験とは関係のないその人自身が好きなことなら私はたくさん聞きたい人ですが、塾ではそんな雰囲気でもなさそうでした。
我々と同じような考え方の人もいるはずなんですが、保護者会という場だけではそれが見極められなかったので単独で行動することに徹しました。
このように結果的に人と比べてしまう可能性があったり、我々にはプラスになるとは思えなかったので親同士で友達にならないよう、話しかけられそうになったら話しかけられないように行動してきました。
まとめ
あらゆるところに溢れている中学受験に関する情報。中学受験をすると決めサピックスに入塾し、「これは、やらない」と決めたことをまとめてきました。
「こうするのが良い」「いや、こうした方がいい」など、真逆のことが書かれたり、言われたりしており、何が正解なのか。
我々は、サピックスの先生に言われたように復習をこなしつつ、息子をよく観察し、我々自身を分析し、息子にとって何がいいか、我々にとって何が良いのかで行動してきました。
失敗だったと思うこともたくさんしてきました。
人の性格はそれぞれ異なり、ある人には最善のやり方でも他の人からしたら最善のやり方ではないかもしれません。
また、ちょっと前に最善だったやり方が、今では最善なやり方ではなくなっています。我々は、今でも失敗を繰り返し、最善のやり方を見つけている最中です。
失敗しないように、最善なやり方を探すよりも、自分自身が失敗し自分の頭で考えていくやり方の方が、我々には合っているやり方だったと思います。
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そして、何より作った人の愛情が伝わってくるという点。
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一生懸命作ったんだろうなということが、直に伝わってくるので料理は好きです。
料理は妻がほとんど作りますが、たまに私も作ります。お互いに得意料理があるので、得意な料理を作ります。
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