中学受験中にはじまった反抗期!その時に応じた対処法を知っていれば反抗期が面白くなる?
- 2021.08.23
- 更新日:2024.09.02
- 子育て、本、知育、教育
- 中学受験, 反抗期, 子育て
反抗期
このページでわかること
- 反抗期ってどんなものだった?
- 中学受験中にはじまった子供の反抗期の対処法
どうも!反抗期って成長ですね!のんきに本気なジョーです!
子供の反抗期っていつからはじまりましたか。
息子は、小学5年生の後半くらいから、反抗期と思われる現象がはじまりました。
反抗期がはじまると、今までと同じように対処してはいけないことがわかりました。
息子、反抗期?反抗期ってこんなにはやかった?
息子は、ちょっとはやいのかもね〜!
俺の時は、中1くらいだった気がするんだよな〜
息子が小学校5年生だった当時、自分に不都合なことが起きると不機嫌になり我々に当たってくることがありました。
そして、それを注意すると、さらに不機嫌になるという悪循環。
俺は物に当たったりしてたなぁ。あれが反抗期だったのかな〜?
ひどかったな〜。壁とか穴だらけだったもんな〜。むちゃくちゃ物を投げていた記憶がある。
割ろうと思ったわけではないけど、思いっきりガラスにパンチしたら割れてしまって手が血だらけになって痛かったな〜。あれから、物に当たるのは危険だと思ってやらなくなったような気がする。
親が憎かったというわけではないんだよな〜。
感情がコントロールできなかったのかな。なんでだろう。なんでかわからない。
今はすごい親に感謝しているんだよな〜。
息子のことを、子供扱いしないほうがいいのかもしれない。
息子を見ていると、まるで昔の自分を見ているようでした。
しかし、
俺より全然ましだ。俺よりも全然賢いからだろうな〜。
息子に反抗期がはじまった当時、過去の自分を思い出すことで、気が楽になりました。
そして、息子が小6になった時でした。
「これは明らかに反抗期だ」という兆候があらわれてきました。
挨拶の返事が返ってくる時と返ってこない時がありました。
おはようって言っても返事がなかった〜!!
これって!!反抗期でしょ?
そうだね!
俺もあったな〜。
自分では、無視していたわけではないんだけど、反抗期が終わってからお母さんに返事が返ってこない時があったって言われた。
息子も、毎回返事がないわけではないんだけどね。
妻は、息子の反抗期全然平気そうだよね。
私は息子に反抗期がきて安心したよ〜!良かった〜!!
そうだね!妻の場合は、ちょっと安心しただろうね。
妻は、小さい頃から親の言いなりでした。
そうなってしまったのには色々な理由がありました。
妻の経験は壮絶でした。
親の顔色をうかがい、親が子供である自分に何を期待しているのかがわかってしまい、親の気持ちを先回りして答えてしまう子が妻でした。
そんな妻に反抗期はありませんでした。
そして、大人になって自立した妻は母親と絶縁。
妻は、息子には親でも反抗できるようになってほしいと願っていました。
妻は小さい時からずっと、「なんでお父さんはお母さんと結婚したんだろう?離婚すれば良いのに。私はお父さんのところに行くけど。」と思っていたようです。
息子には、反抗期が来ました。
親に対しても誰に対しても自分の言いたいことを言えることは、素晴らしいことだと私は考えています。
もし何も言えない状況だとしたら、何か問題があるのではないかと私なら考えてしまいます。
反抗期落ち着いてきたよね〜
!!!
あれ?でも、変わってないのかな?
そうなんだよ。
相変わらず言うもんね。
そうそう。
反抗期の対処がわかって、気にならなくなったのかな〜
その可能性もあるよ。
息子の反抗期への対処がうまく機能してくると、息子の反抗期が落ち着いてきたかのように思えました。
しかし、我々が気にならなくなっただけかもしれません。
今回は、中学受験中にはじまった子供の反抗期に対して、我々が行ってきた対処法を記事にしました。
対処法
- 聞き方を考える
- 受け入れてほめる
- 子供自身で考えさせる
- まずい時だけは全力で叱る?
対処法は、その時その時の子供の状態をよく観察してどの対処法をとると良いのかを見極めていく必要がありました。
反抗期が来たということは、子供から大人へと成長しているんだなと思った私は、妻と一緒にどのように息子に話しかけると良いのかを考え、今までのように子供扱いしない方がいいことがわかってきました。
息子を1人の大人として考えて対等な立場で問いかけをすることで息子は反抗することなく落ち着いて答えてくれます。
反抗期への対処法は、基本的には受け入れて褒めるですが、時と場合よっては、何も言わず子供自身で考えさせる方がいい時もありました。
ここでは、具体的にどんな時にどんな対処をしたら子供が反抗することなく落ち着いた状態でいられたのかをみていきます。
聞き方を考える
子供の反抗期に対処するために、「子供を子供と考えずに大人と考え細心の注意を払って聞き方に気をつけることが重要なのでは」と思い、自分ならどういう言われ方をしたら嬉しいだろうかということを考えました。
ここは、やった?
やった( *`ω´)
おっ、なんでそんな口調?俺の聞き方が悪かった?
反抗期がはじまると、今までは平気だった聞き方でも子供は良い気分がしないことがわかってきました。
私は、5年生まで息子と一緒に中学受験の勉強のスケジュールを管理していました。
5年生ぐらいまでは、「これ、やった?」というと「やったよ〜」とか「やってないや〜」という言葉がやさしく返ってきました。
しかし5年生後半になってくると「やったよ!( *`ω´)」、と強い口調で返ってくるようになりました。
こんな時に「そういう言い方はないだろう( *`ω´)」と言い返してしまうと悪循環。
我々でも、「やった?」というような言われ方をされたら良い気持ちはしないだろうと私の言い方が悪かったことに反省。
まだ子供だと思っていたのかな
聞き方に気をつけよう
小さかった時は平気だったことが、成長していくにしたがって、自分が子供にみられているようで良い気分がしないのかもしれません。
そうだとしたら、それは成長している証拠であり良い兆候だと私は思っています。
俺の聞き方が、良くないのかもね〜。妻はうまいよね〜。どういう聞き方をすれば良いんだろう?
「やった?」って聞くと「やった!」とか「やろうと思ってた!!」って返事が来るでしょ?
そうなんだよ〜
もし何か聞きたい場合は、「やった方がいいのかな〜?わからないんだよな〜?」っていう聞き方がいいと思う。
確かに!それだ!息子は教えることが好きだからね!
そうそう!得意になって喜んで話すでしょ?
そうなんだよ!なるほど・・・・
妻の言い方だと俺も嫌な気分しない!あれ?俺もいつの間にか妻の手のひらで転がされていたの?
ふふふ・・・
子供がいい気分になって話したくなる聞き方
「これやった?」→「やった方がいいのかな〜?わからないな〜?」 |
これやった方がいいのかな〜?ママは、わからないな〜?
ママ、わからないの?僕はやった方がいいと思っているんだ!
どうして?
だって、こうで、こうで、こうで、こうで、こうだから。
そうなんだ〜!じゃあ、やった方がいいんだ〜!!
息子は話すことが大好きで、人に教えることが大好き。
息子の性格を考えた問いかけをすることで、「反抗期はどこいったんだ?」というように落ち着いていきました。
受け入れてほめる
我々やみんなが知っていることを自分が知らないと機嫌が悪くなったり、自分が知っていることを我々が知らないと得意になって高圧的な態度になってしまう時がありました。
俺が、ああいう態度とっちゃってるのかな〜
そう考えちゃうよね。でも、そんなことないと思うよ〜。反抗期だよ。
そうかね〜
こういう時は、一旦受け入れてから褒めることがいいことがわかりました。
僕は、これ知らなかった( *`ω´)
いやーこれは、知らないよ〜。今はあんまり使わないもんね〜
そうなんだ(*^^*)
今までは、「知らなかったんだね!なんだと思う?」という問いかけで平気だったことが、反抗期になってくるとそうはいきません。
また、「なんで、こんなことも知らないんだ!」という言葉は逆効果。
我々が言われて嫌なことは子供だって嫌なはずです。
「知らなくて当然だよ〜。」という声かけをすることで、どんどん機嫌が良くなっていきました。
ママ!これわかる?
え〜わからないよ〜
なんで!わからないの?!習っているはずだよ!
何言ってるの!ママは算数で0点とってるんだからね。わかるわけないでしょ。
そうそう、それわかるのすごいからね!俺は算数だけは自信あったけど、息子が3年生の時にすでに抜かされた。俺らなんて、そのレベルよ
そうなのかな〜
そうだよ!計算、むちゃくちゃはやいじゃん!
どうなってんの?って思うよ。
俺も計算には自信あったんだけどな〜。
あっさり抜かされちゃったな〜。
そう?(*^_^*)
反抗期がはじまる前は、こちらが「わからないな〜」と言えば得意になって教えてくれて終わりでした。
しかし、反抗期がはじまると、自分が知っていることで我々が知らないと「これは学校で習っているはずだ!」と高圧的な態度になってしまう時がありました。
こういうときに「なんだ!その態度は!」というような対応をするとどんどん悪化していきます。
反抗期の時の子供の態度や言葉に反応して、こっちが同じように接しても状況は良くなりません。
受け入れてから、ほめることで息子の反抗期はどんどん落ち着いていきました。
子供自身で考えさせる
何もせず子供自身で考えさせた方が良かった時
- 勉強が思うように進まないことで機嫌が悪くなり、我々にあたってくる時。
- 自分が納得のいく点数が取れないことで、我々にあたってくる時
上記のような時は、良かれと思って言った言葉でも、逆効果。
こんな時は、何も言わない何もしないで子供自身で考えさせる声かけが一番いいことがわかりました。
これ、みて!この点数!これで大丈夫なの?
全然大丈夫でしょ!
大丈夫じゃないでしょ!これじゃあ!どこが大丈夫なの?
受験までに出来るようになれば大丈夫じゃん!今間違えてラッキーラッキー!
だいじょうぶじゃなーい( *`ω´)
我々が何を言っても子供には納得がいかないことなので、逆効果に。
こういう時は、子供自身で消化させるために励ますこともせず子供に考えさせることが一番効果があるとわかりました。
これ、みて!この点数!これで大丈夫なの?
ん?どう思うの?
う〜ん。僕は、ここをもっとやった方がいいと思うんだ!
なるほど!さすが!じゃあ、そうしようか!
息子には親から大丈夫って言われたい時と、大丈夫とも言われたくない時があるようです。
子供の状態をよく観察して、どんな声かけがいいのかを探っていくしかないですが、うまくいくと「あれ?反抗期どこへいった?」というように落ち着いていきました。
まずい時だけは全力で叱る?
「それは言ってはいけない」「それはやっちゃいけない」ということだけは反抗期中でも全力で言い返そうと思っています。
私が、過去に全力で息子を叱ったことは息子が命に関わるようなことをした時でした。
私と息子が出会ったのは息子が2歳の時でした
当時、私は息子が何をしても叱ることができませんでした。
私が息子を叱れない理由の一つは、妻の父が送った妻へのメール。
妻の父「あんな男は、虐待するに決まっているんだ!テレビでやっているだろう!」
その言葉が私に重くのしかかっていました。
ジョー(父)「テレビって?・・・叱ったりしたら、どう思われるかわからないな。」
実際に妻も親から「あの男は虐待する」と言われれば、私のことを本当はどうみていたかわかリませんでした。
そんなこともあり、私は息子が何をしても叱ることだけはできませんでした。
しかし、息子が危険な行為をした時でした。
ジョー(父)「あっ!危ない!そんなことしたら、どうなるかわかる!」
とっさに叱ってしまいました。
ジョー(父)「やってしまった・・・」
すぐに妻の顔をみました。
妻「いいんだよ!パパの子供でしょ!」
パパ「危ないなって、びっくりしちゃって!」
妻「いいんだよ〜!」
このことがあってから、息子が危険なことをした時は自然と叱ることができるようになりました。
私もそうでしたが、子供の時はどんなことが危ないのかわかりません。
私が子供の時は、落ちたら間違いなく死んでしまうというような場所で遊んでいたことや、電信柱に登って遊んでいたこと、砂山(5m程の高さ)から飛び降りて遊んでいたこと(打ちどころが悪くて立てなくなったことを今でも覚えている。)、その他一歩間違えたら死んでしまうだろうなというような遊びをしていたことがありました。
友達が救急車で運ばれたり、骨折をしてしまったこともありました。
今考えると恐ろしい。なんであんなことしたんだ?
そんな私が息子に言うのは説得力に欠けるかもしれませんが、もし反抗期中でも命に関わるようなことをしたときは全力で叱ろうと考えています。
しかし、息子は私と違って賢いからなのか、命に関わるようなことをすることはありませんでした。
息子は、俺の小さい時とは違って危険なことは危険とわかるんだろうな〜
まとめ
反抗期の対処法がうまくいくと、子供は面白いように穏やかになっていきました。
実際には、我々が気にならなくなっただけの可能性もあります。
妻は、生理前になると人格が変わってしまうような人でしたが、息子に反抗期がきたおかげで安心したのか妻の生理前の症状が、今まで以上に落ち着いたように思えます。
私の反抗期の時もそうでしたが、反抗期はいつまでも続くものではありません。
反抗期が終わると「なんで親にあんなひどいことしちゃったんだろ〜」と反省をして親をいたわるように私はなりました。
パパ!今度母の日でしょ?ママに内緒だよ!プレゼントをあげたい!ママ、ジョギング用の靴がいいかな〜?
え〜!!ママ喜ぶよ〜
反抗期がはじまった息子ですが、母の日には自分が貯めていたお金で妻に靴を買っていました。
私にも靴をプレゼントしてくれました。
えっ、これパパにくれるの?
お父さんとお母さんからもらったお金で買ったんでしょ?
お父さんもお母さんも息子が好きなもの買えるようにあげたんじゃない?
自分が欲しいものを買えばいいんだよ?
もらったお金だけど、もらって僕のお金になったんだから、僕が使いたいように使う!
ママ〜
パパが、あんなこと言ってるよ〜
パパ、もらっておきな〜!
そうだよね。
また余計なことを言ってしまった。
ありがとう。
大切に使うよ。
すごいね!
このスニーカー!
私は、子供からプレゼントをもらうのが苦手なのか子供に余計なことを言ってしまいます。
こういうところが子供扱いしてしまっているところなのかもしれません。
素直に喜んで受け取ったほうが、あげる本人からしたら嬉しいものだということは、わかってはいるんですが。
今後は、喜んでもらおうと思っています。
妻も私も穴だらけでボロボロのジョギングシューズを履いていたので、とても嬉しいプレゼントでした。
反抗期がはじまった息子は、昔から変わらない優しい心を持っていました。
子供の反抗期とうまく向き合って、対処することで反抗期が面白いほど落ち着き、反抗期の息子をかわいらしくも思え同時に成長したなーとも思えるようになっていきました。
子供の反抗期に対処するために、親は大人の余裕を見せることが大切なのかもしれません。
親も一緒に成長できる子供の反抗期って、あってもいいのかもしれませんね。
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